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主  旨

 調布の地は、 古くから隣国朝鮮とは一衣帯水の関係にありました。関東ではかなり多くの朝鮮人が住み、 日本の歴史、文化を形成する重要な担い手となっていました。

 ところが、明治以降、近代化の名の下に大変革が始まるや、日本は 脱亜入欧政策に転換、アジア諸国に対して強権蔑視政策をとり、特に朝鮮に対しては19 10年の韓国併合から45年までに至る日帝統治、皇民化政策が苛酷を極め、最大の犠牲を 強いたのです。

 日本の七奪といわれる一つは、人間を奪ったことです。第二次世界 大戦にかりだされた朝鮮人は600万、日本に強制連行され、言語を絶する肉体労働を強 いられた者は100万にも及びました。また、敗戦時における約240万の在日朝鮮人の 処遇は、放置政策に等しかったため、異国で、しかも差別と偏見の中で生活することを余 儀なくされ、今も約100万(日本国籍取得者等も含む)の方(調布では2,000人)が 苦しんでいるのが実態です。

 この現実を直視し、差別を取り除き、平等で豊かな心を持った調布 市民としての共生を求めてつくられたのが『 (ムルレ)の会』です( とはかつて朝鮮で使われた糸車で、日本にも移入して用いられたことから 両国をつなぐ絆の象徴の意)。1979年9月発足。地域活動を始め、85年の指紋問題に取り組み、 87年4月に『調布 の会』に改組再出発。89年6月からは『外登法による指紋押捺制度撤廃 を求める調布市民の会』を組織編入して、新たな歩みを始め今日に至っております。


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